汗をかく季節に増える、肌荒れの原因と対処法
汗をかく季節に増える、肌荒れの原因と対処法
夏になると、なんとなく肌の調子が落ちる気がする。
そう感じたことはありませんか。
かゆみ、ざらつき、赤み、ニキビ——。
7月の肌トラブルの多くは、じつは「汗」が深く関わっています。
■ 汗が肌荒れを引き起こす理由
汗そのものは、もともと弱酸性です。
ところが、汗をかいた後にそのまま放置したり、ムレた状態が続いたりすると、肌の表面のpHバランスが乱れやすくなります。
肌表面は本来、弱酸性に保たれることで、外からの刺激を受けにくい状態が保たれています。
しかし、汗の成分が蒸発せずに残ると、そのバランスが崩れ、肌が刺激に対して敏感に反応しやすくなります。
また、汗の中には水分だけでなく、塩分などの成分が含まれています。
これらが乾燥した肌や摩擦のある部位では、かゆみや赤みのきっかけになることがあります。
■ とくに注意したい部位はどこか
フェイスラインや首まわり、デコルテは、衣類との接触によってとくに蒸れが生じやすい部位です。
汗をかいて蒸れた状態が長く続くと、肌の表面にある皮脂膜が薄れ、外部からの刺激を受けやすい状態になります。
額やTゾーンも同様に、皮脂と混ざった汗が毛穴まわりに残ることで、ざらつきやニキビにつながる場合があります。
■ 汗をかいた後に心がけたいケア
汗をかいた後は、できるだけ早く、やさしく対処することが大切です。
まず、タオルで強くぬぐうことは避けてください。
摩擦が加わると、それ自体が肌への負担になります。
やわらかいタオルやコットンで、そっと押さえるように汗を取るのが基本です。
次に、洗顔やミスト化粧水などで肌を落ち着かせる場合も、刺激の少ないアイテムをお使いいただくことをおすすめします。
アルコール成分が多いものや、清涼感の強いものは、一時的に気持ち良さを感じますが、乾燥を招く場合があります。
そして、汗をかいた後こそ、保湿を省かないことが重要です。
「夏は肌がべたつくから保湿は不要」と思われがちですが、汗をかいて水分が蒸発した後は、肌の水分量が一時的に低下しやすい状態です。
軽いテクスチャーの保湿アイテムを取り入れ、肌が乾燥した状態にならないよう整えることが、夏の肌荒れを防ぐうえで大切な習慣になります。
■ 植物オイル成分が夏の肌に果たす役割
夏場はオイルを避けたいという方も多いですが、植物由来のオイル成分は、肌の上に薄いヴェールを形成し、汗や外部刺激から肌を守る役割を担います。
重さのある使い心地のものではなく、肌なじみの良い植物オイル配合のアイテムを選ぶことで、夏特有の「乾燥と皮脂の不均衡」をバランス良く整えやすくなります。
GRATiAEでは、オーガニック植物オイルを配合したスキンケアをご用意していますので、夏の肌をいたわるルーティンの一つとして、取り入れていただければ幸いです。
ご自身の肌のリズムを大切に、心地よい夏をお過ごしください。
